アラブのビジネス雑誌を読んでみたところ驚愕

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家族で久しぶりに旅行しようということになり、近年発展が目覚ましいドバイに行こうということになりました。日本からの観光客も多いようで、申し込んだツアーは募集人数が満員でした。中東には初めていく場所ということもあり、少し怖いイメージがあって不安もありましたが、ドバイに行ったことがある友達がまるで夢のような世界だったというので期待していました。

まず空港に降り立って驚いたのが、夏だったのですがとにかく暑いということでした。日本ほど蒸し暑い夏はないとそれまでは思っていましたが、日本とはくらべものにならないほどの蒸し暑さです。空港は空調設備が整っていて涼しいのですが、一歩出ると汗が止まりません。現地の人が頭から布をかぶっているのも納得できました。

空港からホテルに直行して荷物を置きに行きましたが、ホテルが王様が泊まるのではないかというくらいの豪華なものでした。部屋もゴールドを中心にとにかくゴージャスな家具が並べられており、異世界になったような気分になれました。

ドバイに行った際、たまたま見た雑誌では、中東の成功者たちが紹介されていて多くの若者が紹介されていました。お年を召した方が成功されているのは理解できますが、成功者の多くがまだ20代や30代などの若者が多いことに少し違和感を感じました。若者でまだ大学に通っているような学生でありながら、中には、総資産何兆円とも書かれて驚きました。詳しく読んでみると、本人が仕事などで成功して莫大な資産を形成したのではなく、代々親から受け継いだ土地から算出される原油で資産を得ていることがわかりました。いわゆるオイルマネーですが、一生遊んで暮らしても使い切ることがないお金を持っている成功者たちが少なくなく、さらにその資産を使って事業を起こすことで莫大な資産を増やし続けています。

またドバイでは、ドバイ出身の国民のためにはかなり優遇された生活が整っており、消費税などはもちろんありませんし、光熱費や住宅費も無料になっているところがあります。国自体がオイルマネーで潤っているため、福利厚生も先進国以上に充実しています。しかしその雑誌にはオイルマネーの黒い部分が載っていました。ドバイが栄えていることから、外国からの出稼ぎ労働者が多く、彼らが住む地域は貧困層となっています。治安も良くありませんし、格差がかなり大きいのが問題になっています。

またドバイもずっと上り調子で景気がいいわけではなく、世界的な経済の停滞に影響を受けています。今までは開発されていたビル群が途中で中止され、放置されている光景を見かけることもありました。ドバイの中心地は緑もありながら高層ビル群になっており、高級ショッピングモールではセレブな外国人観光客やオイルマネーを手にした富裕層が買い物をしていますが、少し裏側に入っていくと、1部屋に数人で寝泊まりをする出稼ぎ労働者の姿を見ることができます。

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